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3歳の噛み合わせ異常を見逃さない!受け口・交叉咬合のチェックポイント

コラム

column

2025/09/16 #顎顔面矯正について

3歳の噛み合わせ異常を見逃さない!受け口・交叉咬合のチェックポイント

3歳の噛み合わせ異常を見逃さない!受け口・交叉咬合のチェックポイント

「うちの子の噛み合わせ、大丈夫かな?」
そう思ったことはありませんか?

3歳は、お口の中の発育にとって大きな節目のタイミングです。乳歯がそろいはじめ、顎の成長や骨格の方向性が少しずつ見えてくるため、将来の歯並びを考えるうえでとても大切な時期といえます。

この段階で噛み合わせの異常に気づいてあげられると、将来に大がかりな治療をしなくてもすむ可能性が高まり、お子さんの未来の笑顔を守る大きな一歩になります。

このコラムでは、まず「なぜ3歳で噛み合わせを確認することが大切なのか」を解説します。さらに、代表的な不正咬合(ふせいこうごう)のタイプやご家庭でできるセルフチェックの方法もご紹介。最後に、治療の流れや費用の目安までまとめて、保護者の方が安心できるようにわかりやすくお伝えします。

なぜ3歳で噛み合わせを見るの?

成長の“チャンス期”だからこそ

3歳ごろになると、上下20本の乳歯がほぼ生えそろい、お口全体の様子が見えるようになってきます。これは単に「歯が生えそろった」というだけではなく、顎の発達や骨格のバランスが確認できるようになる大事な時期なのです。

このタイミングで噛み合わせの異常に気づいてあげられると、まだ柔らかい骨や筋肉の特性を活かしながら、自然な成長を正しい方向へ導いてあげることができます。

つまり、永久歯がきれいに並ぶための土台づくりができ、将来の治療を軽く済ませたり、大がかりな矯正や外科的処置を避けられる可能性が高まるのです。

一方で「まだ小さいから大丈夫かな」と思ってそのままにしていると、成長と共に噛み合わせのズレやクセがそのまま固定されてしまいます。そうなると、思春期には骨格の成長が止まってしまい、外科的な手術や長い期間のワイヤー矯正が必要になることもあるのです。

みよぷり(三好プリベント歯科)では、上顎の成長が6歳ごろまでに約90%完成することに注目しています。そのため、3歳から小学校低学年の間を「もっとも効果が出やすい時期」と位置づけ、顎顔面矯正を積極的に行っています。

だからこそ、「まだ早いかな?」と思うくらいの時期に、一度噛み合わせをチェックしておくことが、お子さんの将来にとって大きな安心につながるのです。

代表的な不正咬合3タイプ

不正咬合(ふせいこうごう=噛み合わせの異常)にはさまざまな種類がありますが、3歳前後で特に気をつけたいのは次の3タイプです。

1. 受け口(反対咬合)

反対咬合(はんたいこうごう)とは、下の前歯が上の前歯より前に出てしまう状態です。見た目の問題だけでなく、言葉の発音や食べ物の噛み方に影響が出ることもあります。

骨格的に下顎が前に成長している場合、そのままにすると骨格性の下顎前突に進行することがあり、将来的には外科矯正が必要になるケースもあります。

2. 交叉咬合(クロスバイト)

交叉咬合(こうさこうごう)とは、上下の歯が正常な位置で噛み合わず、左右の一部が逆になってしまう状態です。例としては、右側の奥歯だけが内側に噛み込んでいる、前歯が交差しているなどがあります。

見た目には小さな違いでも、顎が左右どちらかに偏って成長する原因となり、顔のゆがみや噛み合わせの不安定さにつながることがあります。

3. 過蓋咬合(ディープバイト)

過蓋咬合(かがいこうごう)とは、上の前歯が下の前歯を深く覆い隠してしまう状態です。そのままにすると下の歯ぐきを傷つけたり、顎関節に負担をかけたりすることがあります。

「噛み合わせが深すぎるかな?」と感じたら、早めに相談しておくと安心です。

家庭でできるセルフチェック

「専門的なことはよくわからない…」という保護者の方でも、日常生活の中でお子さんを観察するだけで気づけるサインがあります。

  • お口を閉じたとき、上下の前歯の位置は自然か?
  • 前歯が逆に出ていないか?
  • 笑ったときの歯ぐきの見え方に違和感がないか?
  • 食事のとき、片側だけで噛んでいないか?
  • 食べ物を噛み切りにくそうにしていないか?

どれかひとつでも「当てはまるかも」と思ったら、早めに歯科に相談してみましょう。

治療ステップと期間

矯正治療の開始時期と目的

矯正治療は「いつかやればいい」ものではなく、お子さんの成長に合わせて適切なタイミングで始めることがとても大切です。

みよぷりでは、成長の流れに沿って矯正を進めていくために、治療を大きく3つのステップに分けて考えています。

  1. 口腔機能を育てるトレーニング装置(3〜6歳ごろ)
  2. Ⅰ期治療(早期矯正)(5〜12歳ごろ)
  3. Ⅱ期治療(本格矯正)(12歳以降)

それぞれの時期には役割があり、どのステップから始めるかはお子さんの成長や噛み合わせの状態によって変わります。

ステップ 年齢 目的 ポイント
お口の機能を育てるマウスピース 3〜6歳

顎の成長を助ける/クセ改善

将来の矯正をスムーズに/
歯医者に慣れる

Ⅰ期治療
(顎顔面矯正)
6〜12歳 顎の成長をコントロール/矯正治療の土台づくり/お口の基本機能を整える 抜歯を避けやすい/
Ⅱ期が不要になることも
Ⅱ期治療
(本格矯正)
12歳以降

歯並びを正しい位置に整える(ブラケットやマウスピースを使用)/
歯並び・噛み合わせの仕上げ

見た目も機能も完成/Ⅰ期をしていれば治療期間の短縮や抜歯をせずに済むことも

期間の目安

  • プレ矯正は数か月〜1年程度で終わることもあります。
  • Ⅰ期・Ⅱ期治療を合わせると長期になることもありますが、3歳から始めておくと全体の治療期間や負担が軽くなるのは大きなメリットです。

保険適用の有無と費用例

小児矯正は基本的に自由診療となりますが、顎変形症などで外科的矯正が必要な場合には保険が適用されるケースもあります。それ以外の歯並びや噛み合わせの改善は、自費診療として行われるのが一般的です。

ここでは、みよぷりでの費用例をご紹介します。

共通費用

  • 初診相談料:無料
  • 検査・診断料:44,000円

治療ステージ別の料金

1. 口腔機能を育てるトレーニング装置(乳歯列期)

  • 可撤式装置(取り外し式装置):66,000円
  • Vキッズ(特許第6729951号):99,000円

👉 「本格的な矯正が必要かわからないけれど不安…」という未就学児に向けたお口と体を育てるマウスピースです。

2. Ⅰ期矯正(顎顔面矯正:混合歯列期)

  • 急速拡大装置のみ(総額 520,000円)
     ・治療費:440,000円
     ・調整料一括:80,000円
  • 拡大+アライナー併用(総額 760,000円)
     ・拡大治療費:440,000円
     ・アライナー治療費:220,000円
     ・調整料一括:100,000円
     ※適応できる歯列・時期に制限あり

👉 顎の成長を利用してスペースを確保し、抜歯やⅡ期治療の必要性を減らせる可能性があります。

3. Ⅱ期矯正(本格矯正:永久歯列期)

  • Ⅰ期治療からⅡ期へ移行する場合の追加費用:440,000円〜
  • ワイヤー矯正(クリアブラケット):770,000円〜
  • ハイブリッド矯正(リンガル+アライナー):1,100,000円〜
  • 部分矯正:132,000円〜

👉 永久歯が生えそろった後に、歯並びを仕上げて見た目と機能を整える段階です。Ⅰ期を行っていれば、期間が短縮されるケースもあります。

初診相談は無料ですので、まずは安心してご相談ください。

3歳は歯並びの分岐点

歯並びや噛み合わせは、自然に治ることはほとんどありません

「そのうちよくなるかな」と思っているうちに、成長とともに固定され、大きな治療が必要になってしまうことも。

だからこそ、3歳という節目を逃さずにチェックすることが、とても重要になってきます

他院で「様子を見ましょう」と言われていても、不安があるなら一度ご相談ください。複数の視点から診てもらうことで、安心につながるかもしれません。

受け口や交叉咬合といった噛み合わせの異常は、3歳で気づけるかどうかで将来の治療の大きさが変わってきます今のうちに行動しておけば、外科的な矯正を避けられる可能性も高まるでしょう。

「気になるけど、どうしたらいいかわからない…」
そんなときこそ、みよぷりの無料カウンセリングをご利用ください。

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