2026/01/22 #顎顔面矯正について

目次
寝る前やテレビを見ているとき、いつのまにか指をしゃぶっている…そんなお子さんの姿を見て、「そろそろやめさせた方がいいのかな?」と悩む親御さんは多いのではないでしょうか。
3歳ころまでには自然に治まることが多いですが、4-5歳を過ぎても続く場合は歯並びへの影響が考えられるため、注意が必要です。
今回は、指しゃぶりが長引くことで起こる影響や、今日からできるやめ方のコツ、そしてお口の筋肉を整える「MFT(口腔筋機能療法)」について、わかりやすくご紹介します。
指しゃぶり自体は、赤ちゃんにとって自然な安心行動。
赤ちゃんにとっては「遊び」と「練習」のため、感覚を学ぶのには最適です。
生後3か月以降は、眠いときや不安なときに指をしゃぶることで、心を落ち着けようとする自己調整の一種です。
しかし、4歳を過ぎても続く場合は注意が必要です。指しゃぶりの力が長期間かかると、歯や顎に“力の偏り”が生じ、次のような影響を及ぼすことがあります。
指しゃぶりは、知らないうちに歯や顎に小さな力をかけてしまうしぐさです。毎日の“少しの力”でも、長い時間続けることで、顎の形や歯の位置をゆっくりと変えてしまうことがあります。
では、どうすれば自然に指しゃぶりを卒業できるのでしょうか?みよぷりでは、親子で無理なく取り組める「3つのステップ」をおすすめしています。
指しゃぶりは、退屈・不安・眠気などを落ち着かせるための行動です。まずは「なぜしゃぶっているのか?」を観察し、安心できる代わりの行動をつくってあげましょう。
おすすめの工夫
安心のスイッチを増やすことで、「指=落ち着く」という結びつきが少しずつ薄れていきます。
NG対応
子どもは安心を求めて指をしゃぶるため、強く注意すると逆に不安が増し、頻度が上がることもあります。
指しゃぶりをやめるのは、子どもにとって小さな挑戦です。やめられたときは、「できたね!」を積み重ねることが大切です。
おすすめの工夫
「見ていてくれている」「認められている」という感覚が、やる気につながります。
NG対応
焦らず、できた瞬間を一緒に喜ぶことが大切です。
寝る前は無意識に指しゃぶりをしてしまう時間帯です。意識してやめるのは難しいため、自然と手が口にいかない工夫を取り入れましょう。
おすすめの工夫
寝る前の「安心の儀式」を別の形に置き換えるのがコツです。
NG対応
寝る前は心も体も敏感な時間。リラックスして過ごせる工夫をしてあげましょう。
実際に、少しずつ工夫を重ねて“指しゃぶり卒業”に成功したご家庭のエピソードをご紹介します。
・4歳・女の子のママ
「寝る前に指をしゃぶっていた娘に、ぬいぐるみを“ぎゅっ”と抱っこさせるようにしたら、自然と指をしゃぶらなくなりました。」
・3歳・男の子のママ
「車の中やテレビを見るときなど、手がヒマな時間にしゃぶっていた息子に、ハンドル型のおもちゃを持たせました。手を動かすようになってから、ぐんと回数が減りました。」
・5歳・双子のパパ
「シールカレンダーで“指しゃぶり卒業チャレンジ”を始めました。二人で競うように楽しんでいて、1か月でほとんどしなくなりました。」
小さな工夫を続けるだけでも、お子さんはしっかり成長します。焦らず、お子さんのペースを信じてサポートしてあげましょう。
指しゃぶりが落ち着いてきたら、次は“お口の使い方”を整えるステップへ。
実は、指しゃぶりのクセが続くと、お口まわりの筋肉(口腔周囲筋)や舌の動かし方にも影響が出ることがあります。
たとえば、舌が前に出やすくなったり、唇がうまく閉じられなかったりといったクセが残ると、指しゃぶりをやめても歯並びがズレてしまうことがあるのです。
そこで大切になるのが、MFT(口腔筋機能療法)=お口の筋トレです。
唇・舌・頬の筋肉をバランスよく使えるように整えることで、正しい呼吸・飲み込み・発音の習慣を身につけ、自然な歯並びを守る力を育てていきます。
MFTは、成長期のお子さんにとって「歯を整えるための準備」であり、「きれいな歯並びを長く保つための基礎づくり」です。
みよぷりでは、お子さんが「遊び感覚」で取り組めるよう、年齢や発達に合わせて楽しく続けられるプログラムを行っています。
1日数分でも、コツコツ続けることで「噛む・飲み込む・話す」といったお口の力が自然に整っていきます。毎日の小さな積み重ねが、将来のきれいな歯並びにつながります。
つまり、「指しゃぶりをやめたら終わり」ではなく、その後の「お口の育ち」をサポートするのがMFTの役割です。
また、寝る前に使用するマウスピースを使って指しゃぶりの癖を改善を目指すこともできるので、気になる方はお気軽にご相談ください!
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Q1. 3歳を過ぎてもまだ指しゃぶりをしています。焦った方がいいですか?
→ 無理にやめさせる必要はありませんが、そろそろ“卒業”のきっかけをつくる時期です。
焦らず、日常の中で少しずつ声かけや代替行動を取り入れていきましょう。
Q2. 家でできるMFTってありますか?
→ 「舌を上あごにつけて5秒キープ」や「ストローで紙を吸い上げて運ぶ」など、家で遊びながらできるトレーニングもあります。
Q3. 相談したい場合は?費用は?
→ 一度虫歯の検診へお越しください。歯のチェックやできることをアドバイスさせていただきます。検診時の費用は3,000円前後(受給者証がある場合は一部負担金が自己負担です)マウスピース(Vキッズやムーシールドなど)を作る場合は66,000円~となります。
指しゃぶりは、ただのクセではなく、お口の成長や歯並びに影響を与える行動です。3歳前後は、その習慣を見直すのにぴったりの時期なのです。
お子さんが安心して卒業できるよう、叱るのではなく、「できた!」を積み重ねるサポートを心がけましょう。
さらに次のステップとして、お口の筋肉を育てるMFTを取り入れることで、きれいな歯並びと正しい呼吸・発音の基礎をつくっていくことができます。
「うちの子、まだ指しゃぶりをしているけど大丈夫かな?」
そんなときは、ぜひ一度、みよぷりの無料カウンセリング、検診へお越しください。お子さん一人ひとりの成長に合わせたサポートで、健やかなお口の未来を一緒に育てていきましょう。
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